P.g菌(歯周病菌)とバイオガイア

こんにちは!よしだ歯科です🦷

先日、東京へセミナーの受講をしに行きました。

歯周病菌の代表的な菌であるP.g菌は、歯周組織を破壊し、歯周病を進行させてしまう恐ろしい菌であり、最終的には歯を支えている骨を溶かして歯が抜けてしまう恐ろしい感染症と言われています。お口の中だけでなく、血管内に侵入し、全身への影響も及ぼす可能性があり、動脈硬化や脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病、早産…などを引き起こすとも言われています。

この恐ろしいP.g菌を抑制するためには以下が大切とありました。

  1. プラークコントロールの徹底(P.g菌の住処である歯垢を取り除く)
  2. 歯科医院での歯石除去やクリーニングを定期的に受ける
  3. 細菌バランスを整える

中でも「細菌バランスを整える」ために効果的なのは、特定の乳酸菌が口内フローラを整えることで、P.g菌などの歯周病関連菌の繁殖を抑制し、口腔環境を改善することが研究で示唆されるようになってきました。

その特定の乳酸菌には、L8020菌、LS1、ロイテリ菌などがありますが、その中のロイテリ菌が配合されているのが、当院で口腔内の環境改善目的で取り扱っている「バイオガイア」です。

乳酸菌は特効薬ではなく、効果には個人差はあり継続的な摂取が必要です。近年、体調管理に腸内環境を整えることが言われていたり、「腸活」という言葉も出てきたりしていますので、口腔内のことだけではなく、健康管理にも乳酸菌は効果的ではないでしょうか。沢山ある乳酸菌の中でも、せっかくならお口から全身の健康に効果的なものを取り入れてみられてはいかがでしょうか?

当院では、「バイオガイア」に詳しいスタッフも在籍しておりますので、ぜひお声かけくださいね。