歯垢と歯石の違いについて

みなさん、こんにちは!歯科衛生士の小森です。

長い期間育児休業中でしたがこの度復帰いたしました(^^♪

宜しくお願い致します☆☆

さて、今日は「歯垢と歯石の違いについて」のお話です。

歯垢とは

歯垢(しこう)とは、食べかすと思われている方もいますが、実は全くの別物。

歯垢は細菌と代謝物の塊です。歯垢1mgには1億個以上の細菌が存在しています。

歯垢の残りやすいところ

歯垢はハブラシやデンタルフロスで除去できる柔らかい汚れなので、毎日の歯磨きでお掃除が可能です。

歯垢がつきやすいところを特に意識して磨いてみてください。

ちなみに、被せ物と歯茎の境目もかなり汚れが付着しやすいので要注意です。

歯石とは

歯石とは歯垢が石灰化したもので、灰白色の石のような硬いかたまりです。

歯垢が残ったまま放置すると、個人差もありますが2~3日で石灰化し始め、やがて歯石へと変化していきます。

歯石は表面がザラザラしていて汚れや細菌が付着しやすく、むし歯や歯周病のリスクを高めます。

歯石がつきやすいところ

これらは唾液腺(唾液がでてくるところ)の近くでよく歯石が付着しています。

歯石は一度付着すると歯磨きでは除去できないので、石灰化してしまう前にしっかりと汚れを除去する必要があります。

ここも歯磨きの際にぜひ意識して磨きましょう。

ちなみに、歯ブラシでは除去できないので、もしも歯石が付いてしまったら歯科医院で早めに除去することをオススメします。

知らず知らずのうちに付着していることがよくあるので、定期健診を受けていただき、定期的なクリーニングを行うことをオススメいたします。

ぜひ!お待ちしております(#^^#)

この記事を書いているよしだ歯科のスタッフ
小森 稚奈美
歯科衛生士
小森 稚奈美
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