こんにちは❗️

歯科衛生士の若宮です🙂

今日は私が学校で行った、実験を紹介したいと思います。

皆さんは歯磨剤を買う時、成分をみたりしますか❓成分には「清掃剤」「発泡剤」「香味料」「研磨剤」などがあります❗️

今回、ご紹介するのは成分の中の一つの「研磨剤」についての実験です。「研磨剤」とは歯垢や着色物などの汚れを落としてくれる成分のことです。

✔️用意するもの 

歯ブラシ、研磨剤無配合の歯磨剤と配合の歯磨剤、アルミホイル、ティッシュ

✔️実験手順 

①アルミホイルの上に大豆サイズの歯磨剤を用意します。

②どちらも30秒間アルミホイルの上でブラッシングします。

③色を確認し、ティッシュで拭き取ります。

写真をご覧ください❗️上の列が研磨剤入りの歯磨き粉です。下の列が研磨剤無配合の歯磨き粉です。

どうでしょうか⁉️ 

研磨剤配合ではアルミホイルが削れ、グレーになっていることが分かります。元々がグレー色なんじゃないの?と思う方!違うんです。元々は白色だったんです。研磨剤は着色物などを取ってくれますが、歯を削ってしまうこともあります。使ってはいけない!ということではありません。歯磨きをしている時にかける圧をゆるくしてあげることがポイントです❗️軽く歯ブラシを握り、優しく磨きましょう❗️毎回、強い力で歯磨きをして続けることで少しづつ削れていきます。削れてしまうとまた表面がデコボコになり歯垢や着色物がつきやすくなるため、悪循環の繰り返しです。なので研磨剤配合の歯磨剤では優しく磨いてあげてください❗️

研磨剤無配合ではそのままの色です。しかし無配合だから強く磨いていいという事ではありません。こちらも軽い力で磨くだけで十分です。研磨剤無配合は着色物を落としてくれる力が無いため、研磨剤配合の歯磨剤と使い分けることもオススメです❗️

「使い分けるのもなあ〜」「一個でできないのかなあ〜」と思う方は低研磨性の歯磨き粉を使うことがオススメです‼️よしだ歯科では「チェックアップスタンダード」「チェックアップコドモ」という低研磨性の歯磨剤をケア内で使わせていただいております。フッ素濃度も高く、歯垢や着色物を落としてくれ一石二鳥です❗️ぜひ待合室の販売品コーナーにあるので手に取って見てください❗️

最後にポイントをまとめると…

①歯磨剤の成分を見てみること。

②磨き方を正しくすること。

が大切です🙂✨

以上、若宮でした。ありがとうございました。