大阪 箕面市の歯医者 歯科医院 よしだ歯科 助手・衛生士求人
よしだ歯科
トップページへ戻る Facebook吉田真一郎 無料メール相談
予防歯科・インプラント・審美歯科について
QRコード
スマイルコンセプト
スマイルコンセプトTOP 院長プロフィール ウルルン小話 ディズニーへの思い
 
ウルルン小話
世界ウルルン滞在記に出演
ヨリタ歯科クリニックで得たものの中で、最も大きかったこと1つは、医院全体の後押しがあって、世界ウルルン滞在記視聴者レポーターに選ばれ、アマゾンに行かせていただいたことです。ここで学んだ事は「夢はあきらめない!」「何事もチャレンジ!最初の一歩を勇気を出して踏み出す」です。

ウルルンは、自分ひとりの力ではなく、本当にヨリタ歯科クリニックのスタッフだからこそ、選ばれたと思います。番組側もヨリタ歯科クリニックに興味を持ってくれて、「こんな歯医者だったら行きたい」と思ってくれたからこそ、私が選ばれたんだと思います。スタッフのチームワークも含め、患者様を第一に考えていること、コミュニケーションを大切にしていること、実際に笑顔溢れる医院であること、それが「こんな歯医者だったら行きたい」と思っていただくために必要なことだと痛感し、自分の医院でも大切にしなければならないものになりました。もちろん、治療技術も大切ですが、それだけではダメだということも、本当によく分かりました。
2003年10月5日毎日放送「ウルルン滞在記」に出演しました。なんと8013人の中から選ばれました!
オーディションのときに、私がアピールしたのは「ヨリタ歯科クリニックは普通の歯医者じゃない」ということ。それと、あの番組が生活を体験しに行ったり、食べに行ったり、色んなパターンがありますが、そのどれも自分はできるし、自分は家族の大切さをよく分かってる、自分には家族がいることもアピールしました。「自分は歯医者だけども、歯医者だからといって、歯のことしかしないわけではなく、一人の健康な人間としてできることがあると思う」とアピールしました。ウルルンの過去1年間のデータを分析し、「今回、求められている素人とは、どんなものなのか」を自分の中で明確にしました。

ウルルンに出ようと思った、出たいと思ったのは、「医療を通して、医療のボランティアをしたい」という気持ちがあったからです。岡山大学の組織で「アムダ」という医療ボランティア団体があります。実は、卒業後、そこで働きたいと思っていた時期がありました。しかし、卒業したばっかりで、何にもできない人間を連れて行っても役に立たないので、連れて行ってもらって役立てるように、先ずは、身体全体を診れる口腔外科を選択したということもありました。

ですので、ドイツに国際平和村というのがあるので、そこでボランティアをしたいとアピールしました。「できることなら、そこで歯医者として活動をしたい。歯を削るのではなく、虫歯にならないためのコツを伝えたい。言葉ではなく、紙芝居で伝えたい。歯を健康に保ち、国際平和村にいる人が母国に帰っても、幸せな食卓を囲めるようにしたい」とアピールしました。

しかし、向こうからは、「平和村に連れて行くのは東ちづるさんに決まってるから、ダメだよ」と言われてしまったので、「何でもやります」というスタンスで臨むことにしました。東京での最終オーディションで、裸族に行く人を求めている感じがしたので、「ボクは裸族でも、何でもコミュニケーションを取れます!」と言うと、徳光さんが「じゃあ、君が本当に言葉の通じない人とコミュニケーション取れるかどうかテストするよ」と競馬新聞を取り出して、「今から、八頭の馬の名前を言うから、その中でボクが君に買ってほしい、今日勝つと思ってる馬を当ててみて」と言われました。

もう、ドキドキです。徳光さんの八頭の名前の言い方は、変わりませんでしたが、1と3の時だけ、私と目が合ったので、「1と3」と答えました。一瞬の沈黙の後、「正解」という徳光さんの声が面接会場に響きました。面接後、他の面接者に、「こんなこと、聞かれた?」と聞くと、他の人は、そんなことを聞かれていなかったので、「もしかしたら、これはいけるかも」と思いました。

本当は、関西オーディションの時から、ディレクターの中では、アマゾンに歯科医院を作るという企画があって、そんな中で元気のいい歯医者が来たので、「こいつがいいんじゃないか」と思っていたようです。東京オーディションでは、「こいつが本当に裸族にいけるかどうか」をテストして、最後、ディレクターと徳光さんが私に決めてくれたようです。

ウルルンに行くことについて、私の妻からは「うれしいけども、本音を言うと、あなたが病気になるのが怖い。病気になって、私と小さい子供が、二人で生きていかないといけないのかと心配・・・」と泣かれました。アマゾンから帰ってきて、テレビで裸族と文明人とのいざこざで人が死んだというのを見たりすると、「自分は無事に帰って来れて良かったなー」と思います。その時は、「そんな、何を心配してるんだ?」と思いましたが、その時の妻の心配が、あながち大げさなものではなかったと、今では思います。

現地についてからは何かのパフォーマンスをするよりも、「ゾエ族(裸族の部族の名前)の役に立ちたい」という気持ちで一杯でした。しかし、実際にはそんな簡単にことは運びませんでした。

現地に一緒にいった番組ディレクターは、村に行くのは2回目で、ゾエ族に名前を覚えてらっていました。その時点で、私は出遅れていたので、「自分も名前を覚えてもらわないと、いけない」と思い、挨拶を教えてもらい、会う人会う人に、挨拶をして、「シン」という名前を覚えてもらうことから始めました。
だんだんと、名前は覚えてもらえたようでした。会う人、皆に「歯を見せて」と言ってました。ゾエ族から見たら、日本人の中の1人だったので、その中でどうやって、違いを出すかが第一関門でした。普通のウルルンはホームステイして、たまに撮影スタッフが来る感じでしたが、ゾエ族にはホームステイ禁止だったのです。

ホームステイすることで、ゾエ族が分明に触れてしまい、これまでのバランスが崩れてしまうからです。ゾエ族から食べ物をもらってもいけないし、あげてもいけませんでした。もし、彼らがお金を持つようになれば、狩に行かなくてもいいと思ってしまうようになるし、土器も作らなくなってしまい、彼らの社会が壊れてしまうのです。

以前、宗教家が来て、「一夫多妻ではなく、一夫一婦制がキリストの教えだ。お前らは遅れている。性器を隠せ」と指導して、ゾエ族に病気が持ち込まれたそうです。それで、その年代層がかなり死んでしまったので、宗教家ではなく、政府が保護することになり、彼らの社会を守るように厳しく管理していました。
予防の大切さを伝えようと、ゾエ族と歯を見せあって理解を深めました!
ですので、私はホームステイをしない状態で、ゾエ族に「単なる日本人の1人」ではなく、「面白いシン」1個人として認識してもらうことが先ず、重要で、難しいことだったのです。

現地に行くまでのセスナの中に「KaVo」のマークが入ったダンボールがあったので、「これは何だ?」と思っていたら、歯科の治療機材が入っていて、「こんなところに治療機械を持ってきても、意味がないのに。バカじゃないのか?毎日、機械を使わなかったら、機械がダメになってしまう」と思ってました。

しかし、管理人の人から「ゾエ族は歯が悪くなったら、絶滅するかもしれない。だから、歯を守ってほしい」と言われ、自分がここで何をするべきかがはっきりと見えました。それは、「もし、悪いところがあって削って・詰めても、すぐに悪くなるからあまり意味がない。だから、ここでも、予防の大切さを伝えよう!今まで培ったものを発揮する時だ!」ということでした。

「ヘルスポロモーションだったらどうするか。ヘルスプロモーションのゴールはセルフケア。自分で健康を守れる人たちを作ることが目的なので、どこに行っても母性愛は必ずあるはずだ。子供の歯を守りたいという気持ちは必ず、あるはずだ。だから、お母さんの中から衛生士を育てたい」と言うと、管理人のおっちゃんから「彼らには職業という概念がない。職業がないから、平等なんだ。そんな、特別な仕事を与えたら、バランスが崩れて、崩壊する。だから、衛生士を育てるのはダメだ」と言われ、また振り出しに戻ってしまいました。

「自分は衛生士も作れない。自分に何ができるんだろう?せめて、ここに歯医者があるということは知ってもらいたい。歯は大事なんだよ、あなたたちは歯がなくなったら死んじゃうだよということを伝えたい」そう思うようになりました。「だから、多くの人を集めてくれ」と番組スタッフにお願いしました。しかし、誰も集めてくれません。

所詮、ただのド素人には誰も協力してくれないのです。「このまま、時間が経ったら、何の役にも立ってない。何のために俺はここに来たんだ!?」そんな危機感から、自分でゾエ族の人を集めました。村の中で、声をかけても、なかなか来てくれません。しかし、やっとの思いで、1家族集めると、面白そうだということで、だんだんと人が集まってきました。

それまでに、子供たちから、「ありがとう」「こんにちは」「歯」「きれいにする」「食べ物」「ごはん」「美味しい」などのスピーチに必要な言葉を習っておいたので、あとは単語と身振り手振りで勝負!入れ歯を口の中に入れて、歯を全部取っちゃうから、入れ歯を取ると、ゾエ族もびっくり!これで、ゾエ族のみんなも何も食べられないことを分かってくれました。「歯を失わないためには、歯磨きが大切で、歯磨きは美味しいもの、気持ち良いものなんだ」ということを伝えようと思って、「歯磨き粉をつけて、シャカシャカやると『ピシャー(美味しい)』だからやってくれ」と私が言うと、ゾエ族の皆も「『ピシャー』ならやらしてくれ」ということで、やってくれました。これが番組の中で出てきたところです。
テレビではわからないウルルン滞在記
しかし、自分としては、納得の行かない部分も多かったのは事実です。そこにゾエ族は不在でした。製作者、自分、管理人、それぞれに意見が違っていたのです。「何で、ここまで連れてきたやったのに、俺の言うこと聞けないんだ。頼むよ、何とかしてよ。これじゃ、テレビに使えないよ」とディレクターからも言われました。しかし、本当にゾエ族のことを考えると、そんな歯ブラシをするとか、歯医者を作るといのは必要なこととは思えなかったのです。だから、三者の意見が食い違い、実際にはケンカ状態でした。

しかし、そんな状態が変わる出来事がありました。それは、撮影のために、片道3時間の道を荷物を持って、移動中に、番組ディレクターが倒れたのです。私はその知らせを聞いて、脱水症状で倒れているディレクターを助けに、来た道を30分戻って助けに行ったのです。もし、私が助けに行かなければ、彼の命はなかったかもしれません。

次の日から、ディレクターから強く言われなくなりました。私のほうも、少し、考えが変わりました。それまでは、歯医者を作ることに対して、お互い、かなり意見が食い違っていたのですが、これを機に、お互いが歩み寄りました。テレビを観てる人にも、ゾエ族にも、管理の人にも、自分が来たことを喜んでもらいたい。そのために、出来ることは何だろうと考えて、「あそこに歯医者があることを知ってもらいたい。皆が分かって、自分がいなくなった後も、分かってもらえるように」と思って、看板も作りました。

歯にプックルがついていて、その横にハートがあり、その回りに子供たちの手形をつけた看板。それは、歯は命につながっていて、みんなの手で歯を守ってほしいという願いを込めて、彼らの「ウルクン」という染料を使って作ったものだったのです。
ウルルンから得たもの
世界は広い。でも、人間の基本的なことは変わらない。文明がなくても、大切な家族と共に暮らせれば、彼らのように心からの笑顔に溢れる生活ができる。物質的には豊かな僕らよりも、彼らの方が生活の質は豊かなんじゃないか。何が本当の豊かさなのか、そんなことを考える、良い機会になりました。

僕は歯の大切さを伝えに行ったのですが、逆に、彼らに教えられることの方が多かったように思います。「世界ウルルン滞在記」に出演することで、「夢は諦めない」「最初の一歩を踏み出す勇気が必要なんだ」といことを身を持って、学ぶことができました。

また、コミュニケーションの大切さ、ヨリタ歯科クリニックの素晴らしさを再確認しました。 振り返ってみると、これまでの人生はこのウルルンのために、あったのかと思ったりもしました。これまで頑張ってきたこと、苦労したことが全て身になっている実感を持つことができました。やっぱり、頑張っていたことで、無駄になることってないんですね。
ページの先頭へ
Copyright (c) 2005-2016 YOSHIDA Dental Clinic.
All Rights Reserved.
大阪 箕面市の歯医者 よしだ歯科
〒562-0036 大阪府箕面市船場西2-19-22
TEL:072-729-4182